訪問リハビリに従事させていただいて、患者様の病気の進行を目の当たりにする機会が多くなりました。
その中では、認知機能の低下が徐々に低下してきているという患者様も少なくありません。
そうした患者様の多くは、自宅から出ず、ずっと家に引きこもり続けているという共通点を持っています。
ですので、少しでも日の光を浴びに外に出ようとお連れしますが、
それだけではなかなか対処は難しいです。
認知機能の低下を予防するためには、運動が重要だと言われています。
その運動も、人から促されるのではなく、自発的に運動することが何より重要になります。
ですが、運動だけでは全然不十分だと感じています。
今日は食事面にも目を向けて考えてみたいと思います。
認知症を予防するために必要な食事とは?
さて、認知症を予防するために必要なのは
バランスの良い食事
と言われています。
ぱっと思いつくのは、日本の伝統食である一汁三菜でしょうか。
特に、魚、大豆製品、緑黄色野菜を摂取することで認知症予防ができると言われています。
特に緑黄色野菜にはビタミンC、ビタミンEが豊富に含まれており、
体内の免疫力を高めたり酸化防止に役立ちます。
特にビタミンEは抗酸化作用を持ち、生活習慣予防にも効果的です。
こうした食事を本来は積極的に摂取できれば一番いいのですが
在宅生活を営んでいると、どうしても簡単な食事で済ませてしまったり
食べなかったりということも少なくありません。
それではなかなか認知症予防は難しいですよね。
認知症予防のために配食サービスという一日600円で叶う手段も
毎日訪問リハビリにお伺いできれば一番いいのですが、
毎日訪問することは難しいかもしれません。
そうしたときに配食サービスという手段もぜひご検討いただいてはいかがでしょうか?
配食サービスは一日600円から、バランスのいい食事を配達してもらえます。
自分で献立を考えなくてもいいですし、
何よりバランスのいい食事を得ることができますのでおすすめです。
また、簡単な定時確認という意味でも利用することができますので
遠方のご家族が独居生活などであればぜひ活用をおすすめします。
認知症予防には、周りからのサポートは必要不可欠です。
様々な社会サービスを組み合わせて認知症予防を周りからサポートしていきましょう。
ぜひこうした社会的サービスを利用して、
患者様の認知症予防に役立ててみてはいかがでしょうか?
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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