リハビリの患者様・利用者様の大半はいわゆる高齢者です。
最も避けたいリスクはやはり転倒ですし、
なぜ転倒させたくないかというと
転倒をして骨折をしてしまう可能性が高く、
骨折をしてしまうと、それをきっかけに寝たきりになってしまう人が多いからですよね。
そんな高齢者のリハビリにあたって、
栄養介入、特に乳製品によるカルシウムとタンパク質の摂取量を増やすことで
リスクを抑制することができる
ということが報告されています。
【 エポック訪看コラム 】骨粗鬆症予防にはやっぱりカルシウム
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高齢者のリハビリには乳製品を合わせて摂りましょう | エポック訪問看護ステーション伊丹
オーストラリアの研究ですが、
その研究では被験者を介入群と対象群に分けて、
介入軍には各施設の食事に主として乳製品を追加することで、
カルシウムとタンパク質の強化を図りました。
結果としては乳製品を追加しなかった対象群では体重が有意に現象しましたが、
介入群では体重変化はありませんでした。
しかも、乳製品だとよく「お腹を壊す」だなんて言われたりもしますが、
そのような有害事象は報告されなかったようです。
また骨折のリスクですが、
全ての骨折のリスクは33%も低下、
特に骨折後に寝たきりになりやすい大腿骨頸部骨折に関しては46%もリスクが低下した
と報告されています。
この結果は介入してから5ヶ月後から有意な結果を示し始めたようです。
さらに骨折の最大の原因である転倒ですが、
介入群は対象群と比べると11%の有意なリスク低下が認められ、
この結果は介入3ヶ月後から有意になっていたようです。
最も手軽な完全栄養食「牛乳」
簡単な結果だけのお話になりましたが、
普段の食事に少し乳製品を追加しただけで、
これだけのリスク回避をすることができるようです。
牛乳は最も手軽に摂取することのできる完全栄養食の1つ。
たったこれだけで転倒や骨折のリスクを減らすことができるのであれば
取り入れない手はないですよね。
牛乳が苦手…という方でも、
聞いてみるとヨーグルトやチーズなどは大丈夫という方も多いです。
ぜひ、取り入れてみてくださいね。
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