最近、人の声やテレビの音が聞こえにくくなってきたな。
そんな方はいませんか?
年齢を重ねていくと、身体の様々な機能が低下していきますが、聴力もそのうちの1つとなります。
そんな聴力ですが、実は聴力に問題がある人は、
そうではない人と比べると認知症になっている人の割合が高いということが報告されています。
さらに補聴器を使っている人は、
聴力に問題があるにもかかわらず補聴器を使っていない人と比べると、
認知症になっている人の割合が低いとも報告されています。
このことから、補聴器の使用は認知症予防に効果があるのではないかと考えられています。
難聴による脳への刺激の減少が認知症の原因になる
認知症の原因としては、脳への刺激の減少です。
若い時は仕事もしていましたし、休日になれば外出をして精力的に活動をしていて、
毎日刺激的な生活をしていても、仕事を定年退職して、毎日家にいるようになり、
人と会う機会も減ってきた。
そうやって刺激の少ない日々を送っていると脳は少しずつ萎縮をして、認知症となってきます。
そして、刺激の1つとして聴覚刺激があり、
音という大事な刺激が入らなくなってくること自体が認知症のリスクを高めますし、
聞こえにくくなれば人と接することも億劫になり、
どんどんと家に引きこもりやすくなってしまいます。
そのため、聴力が衰えはじめてきたら、早い段階で補聴器を検討する必要があるのです。
在宅での看護・リハビリで大切にしたい認知症の方との関わり方
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難聴の高齢者が補聴器を嫌がる理由とは
とはいえ、補聴器に抵抗感のある方は大勢います。
聞こえにくくなっているのに、なぜ補聴器を嫌がるのでしょうか?
その理由は様々ですが、代表的な理由として
- わずらわしい
- 補聴器の効果を疑っている
- それほど困っていない
といったものが挙げられます。
煩わしいと感じている人が多いのですが、
実は最近ではデザインも小型でスタイリッシュになり、装着感も向上しています。
補聴器の性能を疑っている方もいますが、
補聴器の性能が今一つだったのはアナログタイプの補聴器しかなかった昔の話です。
今では性能も飛躍的に向上しています。
また、それほど困っていないという方も少しずつ聴力が低下していたので、
その環境に慣れてしまい、音がしっかりと聞こえるという状態が
どれほど快適なのかを忘れてしまっている可能性もあります。
自分に合った補聴器を見つけて認知症を予防しよう | エポック訪問看護ステーション
どのような理由にせよ、試しに最新の補聴器を試してみてはいかがでしょうか?
自分に合ったものを見つけることができれば、
装着の不快感もなく、人とのコミュニケーションも取りやすくなり、
ご自身だけでなく周囲の人にとってもストレスない生活を送ることができます。
そして、認知症の冒頭のように認知症の予防にも繋がりますので、
ぜひ補聴器の使用を検討してみてください。
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