コラム

「おならが止まらない」訪問看護師が教える隠れた病気と注意したい危険なおなら

誰しも経験する「おなら」。

恥ずかしくて話題にしにくいものですが、実はおならの状態は健康のバロメーターとして重要な役割を果たします。

特に「おならが止まらない」と感じる場合、その背後には見逃してはいけない健康リスクが潜んでいるかもしれません。

本記事では、おならが多くなる原因と、注意すべき危険なおなら、そしてそれに隠れている可能性のある病気について解説します。

 

おならが発生する仕組み

おならは、主に以下の2つの原因で発生します:

  1. 1飲み込んだ空気:食事や飲み物を摂取する際に空気を飲み込むことで腸内にガスが溜まります。
  2. 2腸内細菌の活動:腸内で食べ物が分解される際に、腸内細菌がガスを生成します。

これらのガスが腸内に溜まり、体外に排出されるのがおならです。

 

おならが止まらない原因

おならが止まらないと感じる場合、以下のような原因が考えられます:

1. 食生活の影響

特定の食品が原因でガスが多く発生することがあります。例えば、豆類、キャベツ、ブロッコリー、炭酸飲料などはガスを多く発生させることで知られています。

2. 空気の飲み込み過ぎ

早食いやガムを噛む習慣があると、空気を多く飲み込んでしまい、腸内にガスが溜まりやすくなります。

3. ストレス

ストレスが溜まると、腸の動きが乱れやすくなり、ガスが溜まりやすくなります。

 

注意すべき危険なおなら

おなら自体は自然な現象ですが、以下のような場合は注意が必要です:

1. 異常な臭い

おならの臭いが異常に強い場合、腸内で異常な発酵が起こっている可能性があります。

特に、腐った卵のような臭いがする場合は、腸内での細菌バランスが崩れているかもしれません。

2. 頻度の増加

普段よりもおならの回数が明らかに増えている場合、腸の健康状態に異常がある可能性があります。

3. 体の不調を伴う場合

おならが増えると同時に腹痛、下痢、便秘、体重減少などの症状が見られる場合は、早急に医師の診断を受けるべきです。

 

おならが止まらない時隠れている可能性のある病気

おならが止まらないという症状の背後には、以下のような病気が隠れていることがあります。

1. 過敏性腸症候群(IBS)

過敏性腸症候群は、腸の動きが過敏になり、腹痛や下痢、便秘を繰り返す病気です。ガスが溜まりやすく、おならが増えることがよくあります。

2. 食物不耐症

特定の食品に対する不耐症(例えば、乳糖不耐症やグルテン不耐症)があると、消化不良を起こしガスが多く発生します。

3. 腸内フローラの乱れ

腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れると、消化過程で異常なガスが発生しやすくなります。

4. 消化器系の病気

例えば、大腸炎や腸閉塞、さらには大腸癌などの消化器系の病気も、おならが増える原因となることがあります。

 

「おならが止まらない」という状態は、単なる食生活の問題であることもありますが、背後に重大な健康問題が隠れている可能性もあります。

特に、異常な臭いや頻度の増加、体の不調を伴う場合は、放置せずに医師の診断を受けることが重要です。

健康な生活を送るために、日常の小さなサインも見逃さないようにしましょう。

 

 

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