高齢者が自宅で転倒する場面はベッド周りの居室が多いという記事を書きました。
しかし、それは屋内での生活を主にされておられる高齢者じゃない?
というご意見も聞こえてきそうですが、実は他にも転倒個所として多いところがあります。
それは自宅の庭です。
【訪問看護が教える】自宅での転倒に気を付けたいポイントは○○です
特に郊外にお住いの方は園芸を楽しまれているという方も少なくありません。
こうした場合は自分で庭を剪定したり、自分自身でやるという意味のdo-it-yourself (いわゆるDIY)を楽しまれている方も少なくありません。
こうした方々の自宅内での受傷機転として、
- 脚立から落ちてしまった、
- 重たいものを持って転倒してしまった
ということも少なくありません。
確かに自宅での生活においてDIYは老後の楽しみとしていいと思います。
しかし、自分の身体も昔に比べると若くありませんので注意が必要です。
自宅内での転倒において注意すべきことは何でしょうか?
庭作業で注意したい剪定時期のチェックを怠るな
庭作業が好きで、高枝切りばさみでよく自宅の木を切っているという方もおられると思います。
私の祖父もよく空き時間があれば庭の木を切っていたのを今でも覚えていますが
実は切ってはいけない時期というものもあるのをご存じでしょうか・
ご家族様はよく「お父さんが好きならやらせてあげたら」と思われるかもしれません。
しかし、ご家族様だからこそ注意してあげられることもあると思って今日はブログを書いています。
ですので今日の記事を読んでくださっているご家族様は
剪定時期をぜひ覚えていただいて、おじいちゃんやおばあちゃんに教えてあげてください。
剪定時期にはルールがあって、
常緑樹であれば
「3月から4月上旬、6月から7月上旬、地域にもよりますが9月」
落葉樹であれば
「常緑樹とは逆に冬が剪定に適した時期」
と言われています。
つまりこの夏の時期は剪定には向いていないのです。
理由は、夏場は生育しやすい時期であり、剪定してもすぐに成長して樹形を乱してしまうからです。
そして何より養分の貯えを成長に使用していますので、剪定をすることで気を弱めるという可能性があるのです。
ですので、夏場の剪定はぜひやめるように教えてあげてください。
エポック訪問看護スタッフおすすめ!自宅で庭仕事を安全に楽しむなら盆栽です
逆に、この時期に力を入れたいのは盆栽です。
盆栽は7~10月が最も成長が著しくなる時期ですので
しっかりと水分や肥料をやり、芽切りや中芽切りを行うようにしてあげてほしいですね。
転倒リスクを避けるために剪定はやめて!というと角が立ちそうですから、
逆に盆栽をプレゼントしてこれを成長させてみて
と提案するのも一つかもしれませんね。
エポック訪問看護伊丹 | 認知機能を高めて転倒を防止しよう
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