糖尿病を患っている患者様とても多いですね。
そんな糖尿病の糖尿病の三大合併症として
- 糖尿病網膜症
- 糖尿病腎症
- 糖尿病神経障害
がよく知られています。
他にも実はかかりやすい疾患として尿路感染症があります。
この尿路感染症ですが、男性よりも女性の方がかかりやすいとされています。
理由は簡単。
尿道が約3.7cmと男性と比べて短く、形状も直線のため最近が侵入しやすいからです。
ちなみに男性は約20㎝な上に折れ曲がっているため、細菌が侵入しにくいんですね。
さらに尿路感染症の原因菌は大腸菌であることが多く
大腸菌は糖分を好物としているため、尿の糖分が多い糖尿病の場合はさらに感染リスクが高くなります。
他にも高血糖は白血球の力も弱らせるため、余計に感染しやすくなります。
尿路感染症の症状 自覚症状がないことも
尿路感染症は無症状のこともあります
尿路感染症の主な症状は
- 痛み
- 排尿時の灼熱感
- 頻尿
です。
しかし、糖尿病の場合は感覚障害も出やすいため痛みなどに気づきにくくなっていることもあるため
自覚症状がないということもしばしば。
しかし、放っておけば腎炎などの重篤な病気にもなりますので注意が必要です。
ただし、こういった自覚症状がなくても
- 強い悪臭
- けいれん
- 血尿
などわかりやすい症状も出ることも多いため、これらの症状があれば直ぐに受診をしましょう。
高血糖以外のリスクとは
また高血糖以外にも尿路感染症のリスクはあります。
①年齢
尿路感染は閉経後の女性に多くみられます。
これはエストロゲン・ホルモルの低下と共にバクテリアに感染しやすくなるから。
②不衛生
トイレでおしりを拭く時に大腸菌が尿道へ移る可能性があるから。
③妊娠
胎児が母体の膀胱を圧迫し、完全に排尿できなくなることがあるから。
リハビリでは血糖コントロールを エポック訪問看護では看護師とも連携しています
いかがでしたか?
尿路感染症は高齢者のリハビリも非常によく遭遇する疾患です。
リハビリ職種だけで直接どうにかできる症状ではないかもしれないですが
原因となりやすい糖尿病に関してはリハビリも大切です。
運動などで血糖コントロールをしつつ、専門外のことは医師や看護師などと連携を取って
糖尿病と尿路感染症に対応していきましょう。
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