コラム

血管を若返らせる秘訣は〇〇です | エポック訪問看護ステーション伊丹

2022年2月3日

日本人の死因のトップクラスにある病気といえば心臓病脳卒中です。

 

どちらの病気も原因には血管が関わっており、血管も問題といえば

「動脈硬化」

ですね。

 

例えばホース。

ホースは買ったばかりは柔らかいですが、

使わずにずっと放置しているとどんどんと固くなっていって、ひび割れたり、折れたりしてしましますよね。

 

それと同じで

動脈硬化を起こした血管は非常に脆く、血液が流れにくく、簡単に破れたりしてしまう

というわけです。

 

血管を柔らかくするには一酸化窒素(NO)

では、固くなってしまった血管は元のようにしなやかで柔らかい状態には戻らないのでしょうか?

答えはNO。

 

血管を柔らかくする方法はいくつもありますが

そのうちの1つに

一酸化窒素(NO)

があります。

 

血管内で発生した一酸化窒素は血管を柔らかくするということがわかっています。

 

そして、この一酸化窒素を発生するために必要なことが「血流」。

血流を加速させることで血管にはズレ応力が生じるのですが、

この力が血管壁の内皮細胞を刺激してNOが産生されるというのです。

 

エポック訪問看護ステーションもおすすめします | 健康な血管にはジョギングやウォーキングが大切

血流を加速するのであれば、やはり1番は運動です。

 

運動と言っても高強度で追い込む必要はありません。

ジョギングやウォーキングなどの軽い有酸素運動で十分です。

 

有酸素運動は毛細血管を新生させる働きもあります。

血管の90%以上は毛細血管なので、

それが増えるということは血液の流れる道が増えるということなので

血流は円滑になり、血圧は下がりやすくなります。

 

中々、ジョギングやウォーキングの時間が取れないなんて人は

立って、つま先立ちと踵あげを繰り返すだけでも十分です。

 

これを1日2分程度、4日間行っただけでも血管内のNOが増えた

という報告もちゃんとあります。

 

また、血流を良くするといえばマッサージやストレッチ。

実際にマッサージやストレッチで筋膜リリースをした直後は動脈の硬さが有意に改善したという報告もあるくらいです。

 

高血圧予防には栄養が不可欠です

栄養も一酸化窒素の産生には重要です。

一酸化窒素はアミノ酸の中の1つであるアルギニンから作られます。

それ以外にも一酸化窒素を保護するビタミンや

一酸化窒素を増やす葉酸とαリボ酸も重要。

 

いかがでしたか?

高血圧は「サイレントキラー」と呼ばれて進行していても自覚症状がなく、

ある日突然あなたの命を狙ってきます。

このサイレントキラーから逃れるためには

しっかりと運動習慣をつけて血管の柔らかさを保つ必要があります。

 

本格的な運動でなくても大丈夫です。

少しでも動かない時間を減らす努力をしてみましょう。

 

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