高齢者の一人暮らしは近年増加傾向にあり、総務省の統計局によると
65歳以上の男性の8人に1人、65歳以上の女性の5人に1人が独居というデータが出ているのです。
これは諸外国と比較してもかなり高い割合になっており、
一人暮らしにおける高齢者の安全管理が課題になっていると言っても過言ではないかもしれません。
特に今の時代は核家族化が進行しており、子供は都市部にいて親は一人暮らしということが増えているため、
高齢者一人暮らしの安全性の管理が課題になっています。
先日、訪問先でも患者様の独居が不安だというお話が上がりました。
今日はこうした独居に対しての対策について考えてみたいと思います。
高齢者の独居における問題点とは? | エポック訪問看護ステーション伊丹
高齢者の独居は前述したように年々増加傾向にあります。
ニュースでも高齢者の一人暮らしを狙った空き巣被害や、孤独死が深刻化している現状、
独居生活は地域のサポートが必要だと言わざるを得ません。
しかし、近年地域の繋がりは希薄になり、近所付き合いというものも減ってきました。
そうなるとなかなか地域で見守りをするということは難しくなり、
どうしてもご家族様の手が煩わされるという事態にもなっています。
先日訪問した患者様宅でも、高齢のお母様が一人暮らしをされていましたが
自宅で転倒して起き上がれなかったところを発見するという事例もあり
ご家族様が一時帰宅して同居するという場面もありました。
こうした時に何かいい方法はないものか、と考えたときに
最近であれば様々な見守りサービスがあるということを知ったので今日はご紹介したいと思います。
高齢者の独居に対する不安感を軽減する方法とは?
高齢者の独居生活の不安を解消する方法として、
お弁当の宅配サービスやヤクルトの定期配達だけでなく、アルソックといった民間企業も参入してきています。
最近では見守り用の監視カメラを設置して、異常が起きたときに家族や専門スタッフへの連絡をしてもらえる
という社会的サービスも増えているのです。
もちろん私たち訪問看護のサービスもひとつの安否確認・見守りの手段でもあります。
最近はペンダント式の通報ボタンなども社会サービスの一環として借りることができ、
ご本人様が転倒して自分で通報できるというサービスもあります。
このように何か緊急のことがあった時に、対応できるというサービスを導入することも
高齢者の独居生活をサポートするためには必要なのではないでしょうか?
前述したように高齢者の独居生活は危険がつきものです。
家族様も本人様も安心して暮らせる方法を、
ぜひケアマネやエポック訪問看護ステーションにご相談してくださいね。
エポック訪問看護ステーション伊丹は看護とリハビリで「そのひとらしさ」をサポートします
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