高齢者はもちろんのことですが、
デスクワーク中心の労働者世代にとっても問題になってくるのは運動量の低下です。
とかいう私どもエポック訪問看護ステーションのスタッフには
肥満にあたるスタッフが〇%もいることが判明いたしました!(ヒエー)
今回、合同PROWELL様の健康経営支援の調査・アンケートに協力させていただきました。
実際にスタンフォード大学の研究では
アメリカ人の平均体温は37.0℃から36.4℃まで低下していると報告されていますし、
安静時の代謝量も6%低下しているということも明らかになっているようです。
そんな運動量ですが、私たちが日常で最もわかりやすい指標としては
歩数
があるのではないでしょうか?
みなさんは1日に何歩歩いていますか?
ちなみにアメリカやカナダ、その他欧州諸国では
ほとんどの成人の人の平均歩数は5000歩を下回っていたということです。
もしも、みなさんも同じ程度だとしたら…
危険です。
1日10000歩は本当に必要?筋力の維持に必要な歩数
昔から健康のためには「1日10000歩」と言われていますが、
最近では実際には10000歩は必要ないと言われています。
例えば筋力。
筋力の維持には約4000歩/日が必要のようで、
それ以上に関しては4000歩であろうが10000歩であろうが筋力の有意差は見られず、
4000歩以下では有意に筋力の低下が見られたという報告があります。
また生活の自立群と介助群の比較でも、
その境界線は4542歩だった
という報告もあります。
【心臓リハビリ】心疾患は歩けば歩くほど効果あり
筋力に関しては上記のように4000歩がカットオフ値となり、それ以上は歩数と筋力に相関はいられないようですが
心疾患に関しては少し違うようです。
米国心臓協会年次集会で発表された報告では、
1日に歩く歩数に基づいて被験者を4群(①1,951歩、②3,823歩、③5,685歩、④9,487歩)に分けて解析を行ったところ、
歩数が増えるほど心血管疾患のリスクが低減することが明らかになりました。
また、ハーバード大学からも死亡リスクに関する報告もあり、
そこには
4400歩/日の人と2700歩/日の人での比較では
4400歩いた人は2700歩の人と比べて
早期の死亡リスクが約40%も減少したと報告されています。
そして、その効果は7500歩を境に横棒になるようです。
ただし、いきなり10000歩と聞くと少し大変そうなイメージですよね。
まずは少なくてもいいので、できる歩数から初めて、
ゆくゆくは5000〜6000歩になるようにしてください。
これは大体20分少々の歩行に換算できます。
これくらいでも心疾患に関しては十分なメリットを享受することができるようですよ。
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【エポック伊丹】心臓に不安があっても在宅で過ごすために大切な訪問看護という存在
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目指すは4000歩。少しの工夫でリスクは避けられる
いかがでしたか?
筋力でも心疾患のリスクも、
そして早期死亡リスクにとっても10000歩も歩く必要はなく、
その半分程度の4000歩で良いという結果になりました。
時間にして20分ほど、これならなんとかなりそうですよね。
そして、可能であればダラダラ歩くのではなく、少し速めに歩くとより効果的です。
私たちと一緒に少しずつ始めてみませんか?
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