コラム

【エポック訪問看護が教える豆知識】睡眠で免疫力を高めよう

2022年4月27日

2年ほど新型コロナが流行して、いまだにその混乱から抜け出せずにいる世の中です。

毎日のようにPCR検査の陽性者の数が報道され

今回のオミクロン株は重傷者数こそ少ないものの

例にないくらいのスピードで陽性者が増えていますね。

 

さて、PCR検査の陽性とはウィルスが存在しているかどうかの検査で

少ない数でも存在していれば「陽性」になります。

 

大事なことはそこから症状が出るくらい増殖させないことであって

そのために生き物には免疫力というものがあるわけです。

 

では、この免疫力を高めるためにはどうしたら良いのでしょうか?

 

それは

  • 運動
  • 栄養
  • 休養

です。

つまり、しっかり運動して、しっかり食べて、しっかり寝るということです。

今回はその中で睡眠と免疫力についてお話しします。

 

睡眠不足によって感染症で死に至る

ここで面白い研究があります。

 

動物を数週間に渡って眠らせないようにしておくと、必ず死んでしまう

というのです。

そして、それらを解剖してみると、

身体中に菌が増殖していて、死因は感染による敗血症だった

というのです。

 

この研究から、

眠らないことで免疫力が低下して細菌やウィルスが容易に増殖してしまう

という証拠になります。

 

人でも睡眠と免疫力の関係を示す研究はあり

アメリカの研究で

睡眠時間が7時間以上だった人に比べて、6時間未満の人が風邪になる確率は4.2倍高い

ということが報告されています。

 

 

また免疫力の強さは睡眠時間の長さだけではなく、睡眠の質も関係しています。

寝つきが悪かったり、途中で目が覚めてしまうなどで

睡眠時間が2~8%短くなってしまうと

約5倍も風邪をひきやすいという報告もあります。

 

免疫力を高める睡眠のコツとは

まずは7〜8時間の睡眠時間を確保しましょう。

上述のように6時間未満になると感染率は4.2倍になるため、睡眠時間は7時間以上取りましょう。

これを前提にした上で睡眠の質を高めていきます。

 

睡眠のコツ①ぬるま湯で副交感神経を高める

睡眠の質を高めるポイントは副交感神経を高めることです。

そのためには38〜40℃のお湯で入浴をしましょう。

少し緩く感じるかもしれませんが、この温度で入浴することで副交感神経が高まりますし

身体の奥から温まったところから体温が下がることで睡眠は促され、眠りやすくなります。

 

睡眠のコツ②朝起きたらしっかりと太陽の光を浴びよう

人は日光を浴びてから14〜16時間後にメラトニンが分泌されて眠りが促されます。

そこから逆算するとできることならば

8時までには目を覚まして光を浴びておきたいですね。

 

睡眠のコツ③寝酒やカフェインの摂取は控える

アルコールやカフェインは覚醒作用があるため

寝付きを悪くしたり、中途覚醒を招きます。

利尿作用もあるため、夜中にトイレで起きてしまうこともあるでしょう。

 

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このような点に注意して

免疫力を高めて、感染を防ぎましょう。

 

 

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