コラム

【訪問看護コラム】物忘れの原因は認知症ではなくストレスかもしれない

2022年11月10日

みなさんは、記憶力は良い方ですか?

 

仕事やプライベートでも

ついついウッカリして、忘れてしまったなんてことは誰にでもあることだと思います。

 

それがごく稀にということであればまだ仕方ないかなとは思いますが

(もちろん本当はダメですよ)

そういったことが毎日のように続いているというのであれば

もしかしたら、病気などの原因が隠れているかもしれません。

 

というわけで、

今回はそんな「物忘れ」が続く場合に考えられる心の問題や薬の影響などついてお話しします。

 

 

物忘れはうつ病の代表的な症状 | エポック訪問看護ステーション伊丹

まず最も多いのがストレスや疲れです。

 

記憶に関わる脳の部位といえば海馬が代表的な部位です。

悪性腫瘍であったり、外傷で海馬が損傷されると重篤な記憶障害が現れることがあります。

しかし、軽い物忘れ程度であれば、海馬の損傷というのは考えにくいでしょう。

 

物忘れが頻繁に現れるようになったということであれば

まず考えたいのが心の状態です。

 

何かにイライラしている時やショックな出来事が起こって動揺している時は

他のことに気を回せなくて、何かを忘れてしまうこともありますよね。

 

心の不調があれば、それが日常化してきます。

 

実際に「うつ病」では記憶力の低下というものは代表的な症状の1つです。

うつ病ですと感情の起伏が激しくなったり、または逆になくなったりしますので

ある程度の年齢の方であれば、まるで認知症のように見えることもありますが

実はうつ病だったなんていうこともあるかもしれません。

 

うつ病であれば、精神科的な治療が必要ですし、しっかりと治療をすれば治る可能性は十分にありますので

少しでもおかしいと感じたら、精神科・心療内科も受診してみると良いでしょう。

 

アルコールの過剰摂取や薬の副作用でも物忘れは起きる

一般的に流通し、消費されているもので物忘れを起こすものとして真っ先に思い浮かぶのは

アルコール

ですね。

 

飲みすぎて、昨日の記憶がなくなってるなんてこと経験をしている人は少なくないと思いますが

そこまでいかなくても、アルコールによって中枢神経系が抑制されていれば

軽度の記憶障害、つまり物忘れは十分に起こります。

 

また治療薬で中枢神経系に作用するものとしては、睡眠導入剤も副作用として記憶力の低下があります。

 

うつ病かもしれないと思ったら対応は慎重に

いかがでしたか?

アルコールの飲み過ぎや薬であれば、原因はわかりやすいですが

 

うつ病の場合は気付かないことも多いと思います。

うつ病の場合は周囲の接し方も非常に重要となります。

 

激しい叱責などは、うつ病を余計に悪化させて、余計に物忘れが多くなる可能性もありますので

少しでもおかしいなと思ったら、対応を慎重にして、それとなく受診を進めてみても良いかもしれませんね。

 

 

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