ここ数年の高齢者医療では
「サルコペニア」や「フレイル」
といったワードが注目を集めていますが
その前には
「ロコモティブシンドローム」
という言葉が流行っていたのを覚えていますか?
ロコモティブ・シンドロームというのは、
身体を動かす骨や筋肉や神経といった、いわゆる「運動器」の障害によって移動機能が低下が起きている状態です。
サルコペニアやフレイルとは似ているけど、少し違う
サルコペニアやフレイルと何が違うのかというと
サルコペニアは筋肉が急激に減少する状態で筋肉のみの衰え。
ロコモティブシンドロームは少し広範囲で上述のように筋肉や骨、神経など運動器の障害によるもの。
フレイルは身体的な衰えだけでなく、精神的なものや社会的なものも含めての問題となります。
それではこれらの機能低下などを引きこすという方が増えているのは何故でしょうか?
一つが医療の進歩によって、寿命が伸びているからでしょう。
昔のように「人生50年」というわけではなく、80歳や90歳、それこそ100歳も珍しくないです。
また寿命が伸びたにもかかわらず、生活は便利になったため運動量が減っています。
アメリカの報告では昔と比べて現代の人の運動量は40%減少していると言われています。
そのため体力はどんどんと低下していくわけです。
ロコモかどうかのチェック法
さて、それではロコモかどうかを簡単に調べるチェック方があります。
- 片脚立ちで靴下がはけない
- 家の中でつまずいたり滑ったりする
- 階段を上るのに手すりが必要である
- 家の中のやや重い仕事(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)が困難である
- 2kg程度の買い物(1リットルの牛乳パック2個程度)をして持ち帰るのが困難である
- 15分くらい続けて歩けない
- 横断歩道を青信号で渡りきれない
(引用元:https://www.med.or.jp/dl-med/doctor/ssi/sports25/sports25_k14.pdf)
この中から1つでも当てはまればロコモになっている可能性があるとされています。
さて、以上の7つは高齢者向けのチェックリストですが
若者向けには将来のロコモの危険性を調べるためのテストが3つあります。
立ち上がりテスト
高さ10cm~40cmの台に座り、反動をつけずに立ち上がれる台の高さをはかる
2ステップテスト
出来る限り大きく踏み出した2歩分の歩幅を身長で割った値を調べる
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